それはともかく。
春先になってから、やたらと当院の通気口付近にアシナガバチがやってくるようになりました。
羽音で気がつくので速やかに退去願うも、二度、三度と飛来しては巣作りを試みる始末。
どうやらよほどの優良物件のようですが、こちらとしても居着かれては困ってしまいます。
なのでその都度追い払っていたところ、
通気口の代わりに、庭のガーデンラックに住み着いてしまっていました。
はてこれはどうしたものか。
殺虫剤を撒いて駆除してしまうべきか。
しかしこれまで庭作業中に周囲を飛び回られたこともなければ、
こうして巣に寄っても威嚇してくるでもありません。
確かにあまり気持ちよくはありませんが、むやみに殺してしまうのもなんとなく気が引けます。
で、調べてみたところ、
どうやらこのアシナガバチ、基本的には巣に手出しさえしなければ危険は少ない蜂であるとのこと。
しかも、農作物や草木に付くイモムシなどを食べてくれたり、花の受粉の媒介役となる益虫なのだとか。
これから夏場に掛けて繁殖するのでやや注意は必要ですが、
むやみに刺激しなければ、必要以上に恐れずともよいそうです。
なので家族とも話した結果、このまま暮らして貰うことになりました。
ここ数日は、なんとなく巣の様子を確認するのが日課になってしまっています。
あまり近づきすぎて刺されないよう、気をつけねば。